「新聞配達ってどのくらい稼げるの?」
「アルバイトの収入は月いくら?」
と思うことはありませんか?
新聞配達をしようとしても、実際にどのくらい給料がもらえるのか気になりますよね。
では新聞配達の給料はどのようになっているのでしょうか?
そこで今回は
- 新聞配達の月額の収入
- 新聞配達の給料に関する素朴な疑問
- 新聞配達の基礎的な知識
について詳しく解説します。
この記事を読めば新聞配達の仕事内容についてわかり、どのくらいの仕事量でいくら稼げるのかがわかるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
新聞配達の収入はいくらになる?ざっくり相場を解説!
新聞配達で稼ぐといっても、正社員とアルバイトでは月の収入は全然違います。
ここでは、新聞配達のアルバイトと正社員をわけて説明します。
正社員の場合
新聞販売店の正社員の給料は正直あまり多くはありません。
求人ボックス給料ナビによると、新聞販売店の正社員の平均年収は354万円となっています。
月の収入にすると約30万円です。
一般的な正社員の平均年収は436万円(令和元年度)なので、それよりも低い水準になります。
正社員の場合は、新聞配達のほかに集金や営業(拡張)、顧客管理などもしなければいけません。
しかし、新聞販売店の正社員は、特に資格や特別な免許などもいらず、やる気さえあれば誰でも就職できます。
年収は高くはありませんが、安定して収入を得られるメリットがあります。
アルバイトの場合
アルバイトの場合の収入は月に2万円〜多くて10万円くらいでしょう。
新聞配達の給料体型は少し複雑ですが、おおよその時給は1000円前後になることが多いです。
時給1000円の場合、朝刊のみのアルバイトで1日2時間、週6日働いたとすると約5万円くらいの収入です。
新聞配達の収入は、各新聞販売店の給料方針、販売エリア、部数などによっても違います。
月に5万円程度をベースに、もっと稼ぎたい人は2つのエリアを配達したり、集金業務をしたりすることもできます。
【新聞配達の収入】気になる5つの疑問
新聞配達の月の収入は上記のとおりですが、そのほかにも気になる点はいくつかありますよね。
ここでは、新聞配達の収入にまつわる素朴な疑問点について紹介します。
- 1部あたりいくら?ざっくり100部の給料は?
- 朝刊のみのバイトはできる?
- 夕刊のみの給料は?
- ガソリン代は支給される?
- 実際に儲かるの?
これから新聞配達のアルバイトを考えているなら、知っておいても損はありません。
それでは、以下で詳しく紹介します。
1部あたりいくら?ざっくり100部の給料は?
新聞配達の月収や時給については紹介しましたが、1部あたりの金額や、100部配ったときの金額について気になりますよね。
- 1部あたりの単価(月額):200円〜300円
- 100部換算:2〜3万円
新聞配達をするときは、配達エリアによって部数が違います。
一般的に部数は200部前後となる場合が多いです。
そのため、1ヶ月だとおおよそ40,000〜60,000円の幅に落ちつくので、時給換算した場合とさほど変わりないのがわかるでしょう。
朝刊のみバイトはできる?
新聞配達のアルバイトは、朝刊のみでもできます。
むしろ朝刊だけアルバイトしている人が多いでしょう。
朝刊は新聞休刊日しか休みがないので、ほぼ毎日新聞を配らなければいけません。
しかし、基本的に週に1回は休みをくれることになっているので心配いりません。
1ヶ月に24〜25日は働くことになるので、部数が多いエリアであれば10万円を稼ぐこともできるでしょう。
夕刊のみの給料は?
夕刊の場合は、朝刊よりも収入が少し下がります。
その理由は2つあります。
- 日曜・祝日が休み
- 夕刊の購読者が少ない
夕刊は休みが多いので勤務日数が少なくなります。そのため、収入が少なくなる傾向があります。
また、夕刊をとっている家庭も少ないため部数が減ります。
そのぶん収入が少なくなり、配達エリアが広くなってしまうことを知っておきましょう。
ガソリン代は支給される?
新聞配達で自分の車やバイクを使用した場合のガソリン代は、基本的に新聞販売店で支給してくれます。
ガソリンを入れたときの領収書や申請書などを出せば問題ないでしょう。
しかし、新聞販売店によっては調整手当として給料に組み込んである場合があります。
いずれにしても、自家用車などを使用した場合はきちんとガソリン代はでるので心配いりません。
実際に儲かるの?
新聞配達のアルバイトはそんなに頑張っても、月に10万円ちょっとが限界です。
それは、決められた時間内に配る部数が限られているからです。
朝刊の場合はだいたい朝3時から配達が始まりますが、6時位までには配達を終えなければいけません。
一般的に200部配るのに1時間半前後はかかります。
そのため、時間内に配り終えることを考えても350部くらいでしょう。
朝刊と夕刊をやってはじめて10万円を越えるレベルの収入になるのです。
どの程度で「儲かる」とするかは人次第ですが、趣味や娯楽に使いたいだけなら十分な金額です。
しかし、がっぽり稼いでお金持ちになりたい人には、新聞配達は儲からない仕事といえるでしょう。
新聞配達の給料の計算方法は2通りある
新聞配達の給料の計算方法は、新聞販売店によって違います。
そのため、アルバイトの面接などのときに確認しておきましょう。
基本的には「時給制」か「歩合制」で給料の計算をします。
新聞販売店によっては、「時給制+歩合」という形で微妙に調整している場合もあります。
時給制
新聞配達のアルバイトは基本的に時給制で計算しているところが多いです。
アルバイトの時給はおおよそ1,000円前後になります。
配達エリアが広い場合や、部数が多い場合は時給1500円という求人も時々見かけます。
歩合制
歩合制は、部数に応じて決まる金額です。
1部何円という計算方法になるので、配達する部数が多ければ収入は多くなります。
一般的には1部200〜300円くらいが相場となっています。
また、「時給制+歩合」というように調整している新聞販売店も存在します。
新聞配達をするなら知っておくべき5つの知識
新聞配達は特に難しい仕事ではありませんが、簡単で楽な仕事ではありません。
これから新聞配達のアルバイトをしようと思っているなら、必ず知っておくようにしましょう。
ここで知っておくべき5つの知識を紹介します。
- 天気が悪くても関係ない
- 18歳未満は朝刊アルバイトが難しい
- 休日はあまりない
- 配る部数は200〜300部
- 車やバイクの免許はなくてもOK
新聞配達は過酷な状況でも業務をしなければいけません。
それでは、下記で詳しくみていきましょう。
天気が悪くても関係ない
新聞配達は天気が悪くても休みになることはありません。
台風が近づいてきている場合や、猛吹雪の日でも新聞を配る必要があるのです。
雨が降ったりすると「今日は休みたいなぁ」と思うことはありますが、急に休むことは基本的にできません。
代配さんと呼ばれるピンチヒッターの新聞配達員はいますが、急な要請には対応できない場合があるからです。
天気が悪いから休みたいという理由では、新聞販売店の所長さんは許可してくれません。
新聞配達をするなら、天候は関係無いということを肝に命じておきましょう。
18歳未満の朝刊のアルバイトは難しい
18歳未満の人、つまり中高生は、朝刊のアルバイトができません。
その理由は労働基準法第61条で「使用者は、満十八才に満たない者を午後十時から午前五時までの間において使用してはならない。」と定められているからです。
朝刊の新聞配達は3時〜6時頃におこなうので、時間的に難しいのです。
とはいえ、新聞販売店が地方などにあり、本社や支社からのトラックの到着が遅くなるエリアもあるので、確認はしてみましょう。
休日はあまりない
新聞配達には、休日はほとんどありません。
新聞の休みは、月1回の新聞休刊日しか無いのです。
新聞配達員はシフトにもよりますが、基本的には週1回を休みとしているところが多いでしょう。
ようするに、月4回程度しか休みが無いのです。
新聞配達員がたくさんいる新聞販売店なら、もう少し休めるかもしれませんが、人数が足りないところだと休みがほどんどないという場合もあるのです。
配る部数は200〜300部
新聞配達は1回の配達で200〜300部を配ることが多いです。
部数に関しては、自分で調整することはできません。
その理由は、新聞販売店側が配達エリアをきっりちと区画分けしているからです。
自分は収入的に「50部くらいでいいや」「がっつり稼ぎたいから500部配る」このようなことは勝手にできないのです。
隣同士のエリアなら、新聞配達員の双方の要望を聞いて多少部数の配置換えをしてくれる場合もあるので、相談してみてもいいでしょう。
車やバイクの免許はなくてもOK
新聞配達をするときは、車やバイクの免許はなくてもできます。
実際に中学生や高校生などは自転車を利用して新聞配達しているからです。
人口の多い都会であれば、車やバイクがなくても何とかなります。
しかし、地方などの場合は1軒1軒の距離が遠くなってしまいがちなので、車などがないとキツイでしょう。
自動車免許を持っていても、車を所有していない人も安心してください。
新聞販売店によっては配達用のバイクや車を貸し出ししてくれるところもあります。
まとめ:新聞配達の収入は時間か部数次第!多めに稼ぎたいなら夕刊も配ろう
新聞配達は時間と部数によってある程度決まってしまいます。
朝刊のみだと5万円前後、多くても10万くらいでしょう。
さらに新聞配達で稼ぎたいなら、夕刊をやるか、ほかの業務(集金や営業)をやる必要があります。
- 新聞配達の時給は1,000円くらい
- アルバイトの月収で5万〜10万円
- 2〜3時間で200〜300部を配る
新聞配達の収入はだいたい上記のようになります。
決して楽な仕事ではありませんが、早朝にできる仕事としては貴重な存在です。
早起きが苦にならない人は、試してみてもいいでしょう。
他にもたくさん稼げる仕事はあるので、アルバイト情報などは常にチェックしておきましょう。
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